チャイルドマインダー(小児保育資格)
保育のプロとしての資格です。
イギリスでは60年以上の歴史を誇る資格とか。
72時間に及ぶ講習を受けなければなりません。
一日目。
紅茶を飲みながらの講習です。ディスカッション形式もあり、
ビデオを見ながらの講習もあります。
生後3ヶ月までの赤ちゃんをお風呂に入れる「沐浴」の講習。
お風呂は38~40度が適温。
赤ちゃんには優しく声をかけてあげるのがポイント。
服を脱がせたあと、
まず身体にガーゼをかけてあげます。(安心感を与えるため)
足のほうからゆっくりと4~5分入れてあげますが、顔、首、胴と
ガーゼを使って、まんべんなく洗います。
水が入らないように、耳を押さえてあげます。
数日後。
この日の講習は「離乳食」。
レトルトとフリーズドライの離乳食を試食します。
おいしいものと、そうでないものがあるようです。
濃い味付けはいけないそうで、栄養と安全が第一だそうです。
さあ、次は保育園での自主特訓(?)をしてみます。
1~3歳の子どもたちのお散歩にも行きますが、大通りは危険
ですし、交差点を渡るのも一苦労です。
公園では、子どもたち全員の相手をしなければなりません。
食事の世話をしながらも、みんなの様子に気をつけてあげます。
お昼寝のあと、今度は起こさないといけません。大変です。
園内遊びでは大勢の子どもの相手をするのが難しそうですね。
結局は「子ども好き」なのが一番の条件のようですね。
講習はまだまだ続きます。
赤ちゃんを抱きながらミルクを飲ませます。
話しかけながら飲ませてあげます。ゲップをさせるところまで
やりますよ。
実際にミルクを作ってみます。『調乳』といいます。
50度くらいのお湯を哺乳ビンに半分入れ、粉ミルクを10杯入れ
ます。溶けたらお湯を足して40度くらいに冷まします。
なんだかんだで、なんと72時間の講習をついに終了しました。
いよいよ試験です。
試験内容は、
記述式
試験時間は1時間
合格基準は8割
さあ、試験場に入りました。
問題を見るなり、「あ~っ、ダメっぽい」とつぶやくピカイチさんです。
「はしか」「水疱瘡」「おたふくかぜ」といった病気の特徴を尋ねる
問題もあり、けっこう難関のようです。
試験場から出てきたピカイチさんは、「ごめんなさい」。
またしても、オンエアでの「生発表」です。
これも試練ですね。
「・・・・・まことに残念ながら、合格点に達しませんでした」
との文面がアップで映されました。
ピカイチさん、頑張りましたが残念でした。
「気象予報士」に続いて二連敗してしまいました。