そば打ち名人”資格”?!
『そば打ち名人』とは”資格”なのか?
なんだかもうひとつ分からない気が・・・・。
まあ、なにはともあれ、『修行』から始まります。
とあるおそば屋さんで、掃除からスタート。
テーブルを拭き、のれんを掛け、お客さんを待ちますよ。
かなり暇そうなピカイチさんですが、お昼どきになってようやく少し
忙しくなってきました。
お客さんに注文を聞き、できあがったものを出します。
このあたりの接客ぶりは、かなり手馴れた感じ。
電話注文にも対応しますよ。
出前の注文を受けて、ピカイチさんは10人前のそばを届けます。
届け先は日本テレビ。
15分くらいかかります、と気軽に言っていたピカイチさんですが、
バイクで出発したものの、道が分からず、
たっぷり1時間もかかってしまいました。
しかも、てんぷらそばがひとつ足りませんでした。
ひとつの「てんぷらそば」を二人分と、苦しい言い訳をするピカイチ
さんなのでした。
お店にもどって、そばのゆで方とてんぷらの揚げ方を教えて
もらいます。なんとか、制限時間の5分で作り、お客さんに出して
みます。
「おいしい!」と言ってもらえて嬉しそうなピカイチさんでした。
こうして修行したあと、いよいよそば打ち道場で試験に挑みます。
”そば道場 あらかわ亭”
で、『そば打ち名人』試験が行われるのですが、まず「そば打ち講習」
を受けます。
生地作りです。
① そば粉と小麦粉の比率は6:4で混ぜる
② これに水200ccを少しずつ混ぜる
③ 耳たぶくらいの固さにこねる。(400回くらいこねる)
④ 「へそ」と言われる部分を中心に生地をまとめ滑らかにする。
⑤ 丸い玉に仕上げる
頑張るピカイチさんはこんな感じです。↓
⑥ 丸出し=均一な丸になるように伸ばす
⑦ 四つ出し=穴などを開けずに四角く生地を伸ばす(薄さ1~1.5ミリ)
⑧ 幅10センチの八つ折にする
⑨ 均一な細さでリズミカルに切る(細さ1~1.5ミリ)
⑩ 40~50秒間すばやく茹で冷水にさらす
⑪ 麺のコシ、歯ざわり、香りが最終ポイント
実技講習終了で「半端じゃない、疲れた~!」というピカイチさん。
作ったそばを食べてみます。味はよさそうですが・・・。
さあ、試験前の特訓に入りますよ。
・・・・・・・・・。
試験は制限時間60分(そばを切るまで)、25項目中20項目を
クリアしなければなりません。
15分経過。
「伸ばし」の作業に入ります。
見事に四角に伸ばしています!特訓の成果ですね!
時間を24分も残して作業終了です。
「クーラーで乾燥するでしょ」というピカイチさん。
そこまで考えて短い時間で仕上げたようです。さすがです!
順番にそばをゆでて、審査員に食べてもらいます。
緊張の瞬間ですね。
判定です。
減点項目が4点
* 伸ばしに段差があった
* たたみ幅が短かった
* 麺に切れが生じた
* 包丁が垂直に入っていなかった
25項目中21項目クリアで『合格』でした!
『そば打ち名人』の誕生ですよ!
おめでとうございます!
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